加圧浮上法とは

加圧浮上法とは

 水の中に空気による微細な気泡を大量に発生させ、これを浮遊物質を含む水に混合して浮遊物質を捕えさせる、 主に水処理で用いられる処理方法の一つです。気泡の浮力を利用して浮上させることにより、水から浮遊物質を取り除きます。

 一般に水中の浮遊物質を取り除く方法としてよく知られているものに重力式分離方法があります。これは固体の比重差を利用して分離させる方法で、身近な例でいえば水と油が分離するのもこの原理によるものです。
 しかし水との比重差が小さい浮遊物質の場合、簡単には分離しません。そこで用いられるのがこの加圧浮上法、そのための装置が加圧浮上装置です。

 似たようなものに凝集攪拌装置がありますが、それに比べ加圧浮上装置には以下のメリットがあります。

  1. 設置面積が小さい
  2. 凝集効果が非常に良く、脱色、脱臭性などに優れる
  3. 油水分離に高い効果が得られる

 一方、装置が高価である、バッチ運転ができない(バッチ処理が必要な処理水には「凝集沈殿ユニット」が適しています)、装置が複雑になるといったデメリットもあります。

 水中の浮遊物の処理は排水処理工程において非常に重要です。装置の選定、老朽化対策についてはお気軽にご相談下さい。

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